●母の日とは?
母の日とは、母に感謝の気持ちをあらわす日です。
●母の日の由来は?
母の日を祝う行事の誕生は、はるか古代にさかのぼります。さまざまな説があり、ギリシャ時代、春になるとリーアという“神々の母”といわれる女性の神様をたたえる祭りが行われていたという説などがあります。
また、17世紀イギリスでは、復活祭(イースター)40日前の日曜日を「Mothering Sunday」と決め、家から離れて仕事をしている人が家に帰って母親と過ごすことが許されていました。(里帰りの日曜日の意味を持ちます。1600年代、主人が使用人を里に帰らせる日としたのが始まりです。)このとき贈り物として、「Mothering
cake」というお菓子を用意したそうです。
現在のように母の日が行われるようになったのは、20世紀初頭のアメリカで母親思いの女性が起こした行動がきっかけでした。
アンナ、ジャーヴィス(Anna M Jarvis)という女性が、自分を苦労して育ててくれた母親の命日に追悼の意を表し、フィラデルフィアの教会で「亡き母をしのぶ」という花言葉の白いカーネーションを霊前にたくさんたむけ、母親を偲びました。このことが参列者に大きな感動を与え、全米へと広がっていったのです。これを期に、アンナは支援者と共に母に感謝の気持ちを捧げる休日を作るよう、議会に呼びかけました。やがてその声は大統領にまで届き、1914年のアメリカ議会では、5月の第2日曜を「母の日」と定め、国旗を掲げてお母さんに感謝の意を示すこととなったのです。
こうして、「母の日」は世界中へと広がっていきました。日本に母の日が伝わったのは、大正時代、当時青山学院の教授だったアレクサンダー女史により紹介され、キリスト教関係の団体が中心になってこれを広めました。昭和に入り、3月6日の皇后誕生日が母の日となりましたが、戦後、本家にあわせて現在のかたちになりました。当時、母性愛を表すカーネーションの赤い花は母が健在なる人、母が亡くなられた人は白い花を胸に飾り、母への感謝の意を表わしましたが、業界の提唱もあって次第に母に花を贈るというスタイルになっていきました。
このようにして母の日にカーネーションを贈ることが定番になっていったのです。
●母の日はいつ?
5月の第2日曜日です。今年は5月8日です。
●母の日にブリザードフラワーはいかがですか。 プリザーブドフラワーとは「長期保存できる花」という意味。生の花を原料としています。植物の一番美しいときに刈り取って、すぐに水分を抜き取ります。これに着色料、オーガニック、そのほかを混ぜた薬剤に浸し、数時間〜数日間花の力によって液を吸わせます。花の力によって薬剤を吸い上げているので、着色とは違い自然な色合いが生まれ、一輪ずつ微妙に色が違い、均一ではありません。しかも、ドライフラワーと違い、フレッシュな形状がそのまま保てるわけです。プリザーブドフラワーの最大の魅力はなんといっても長く美しい状態が保てること。プリザーブドフラワーが「魔法の花」と呼ばれるのはそのためです。どんな場所に置くかによって違ってきますが、ときどきメンテナンスを行えば、数年間(場合によっては10年以上)フレッシュな状態がキープできます。水やりなどの手間がかからないのも魅力のひとつです。
生花のようなみずみずしさとソフト感も他に類を見ません。生花とみまごうほどみずみずしいのが特徴です。また、グリセリン成分で柔軟性をプラス。直接手で触れるとやわらかく、生花と間違えてしまうほど自然な感触を持っているものもあります。弾力性があり、軽くつぶすしても元の形に戻ります。そして、カラーバリエーションが豊富なことも人気の秘密。フレッシュにはない多彩なカラーがそろっています。同じ白でも純白からクリームがかった白、グリーンがかったホワイトなど、微妙な色の違いで多彩なデザインが可能です。フレッシュにはないブルー系のバラもいっぱい。パステルカラーだけでなく、コクのあるモーヴカラーも人気です。ブリザーブドフラワーは特殊技術を使用したドライフラワーでもなく限りなく生の花に近い質感をもった今注目の花です。母の日にもぴったりなアイテムです。
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